タイにも日本と同じように車を改造するのが好きな人達がいるようで、街中を歩いているとそこそこイジった車を見かけます。
ここでは、それらカスタムカーの特徴を個人的な視点で書いてみます。
(厳密なデータに基づいたものではなく、個人的に感じたまま書きますので、信頼性は期待しないで下さい。)
まず、これは最初に書かざるを得ない!
■ブレンボのキャリパー、売れすぎじゃね?
日本でもスポーツ系であればブレンボのキャリパーは憧れの的。少しでも安く買おうと純正採用されているキャリパーを流用するのが昔からの王道。(GT-Rとか、エボとか、インプSTIとか、インテRとか、フェラーリF50とか・・・)
だけど、タイじゃ車種に関係なく皆ブレンボ。
それこそ、トヨタのVIOSから、いすゞのD-MAXまで。しかも、フロントだけじゃなく、リアまでちゃんと。赤いキャリパーに誇らしげに浮かぶ「brembo」のロゴ。

上図はギャラン?にやっぱり赤いブレンボの図。こんな車がザラです。世界一ブレンボキャリパーが売れてるんじゃないかと思うほど。(いや、実際そうなのかもしれない)
最初は「アレ、本物?」とか思ってたが、ググってみたらD-MAX用のキットが出てきたりで、どうやら本物らしい。(本物なら、最低10万バーツは下らないはずだが、金銭的にどうなんだろう。。)
日本じゃ、「オシャレは足元から」ってなもんで、ホイールを変えることはあっても、ブレーキまで手を出すのは山かサーキットを走るスポーツ系と決まってる(はず)。
(VIP系なんかで大径ホイール履いてるとブレーキがスカスカでかっこ悪いからデカいディスクと対向キャリパーに換装することはあるみたいだけど)
まずブレーキを抑えるタイの人は安全志向・・・というわけではないと思う。単純に見た目がカッコいいから、なんだと思う。いや、誰かに聞いたワケではないので確かじゃないけど。
ノーマルのキャリパーやドラムブレーキのガワを赤や黄色で塗っているのを目にするあたり、カッコ重視なんではないかと思う次第。
で、カッコつながりで行くと、ホイールももちろんだけど・・・
■羽根つき率が高い
まぁ、日本でもGTウィングが流行したのと同じようなものか。
車種でいうと、VIOS、CITY、カローラALTIS、シビックが圧倒的に多い。たぶん、ほとんどが純正オプション。でも、CITY、シビックにまるで日本のシビックtypeRのような羽が付いていたりすることも。たまにGTウィング派もいる。
やっぱり派手なのが好き、なんだと思う。
■ローダウン
ま、これも王道ですな。車高が低い方がカッコ良く見える。こりゃもう、世界共通の美意識でしょう。元来、走破性のために車高が高くなってるピックアップをガッツリ下げて走っていたり。
■A31セフィーロのドリ車(っぽい)のが多い
多いというと語弊があるけれど、ドリ車っぽい車を見かけると、ほぼ間違いなくA31セフィーロ。
これは完全に想像だけど、タイで正規販売されてたFR車がセフィーロしかないんではないか?
一度だけ完全にドリ車なオレンジの180SXを見たことがあるけど、シルビアもスカイラインもマークⅡもスープラもAE86もRX-7もおらず、とにかくFR車を見る機会が全くと言っていいほど無い。居たとしても現行のレクサスかBMWくらいなもの。
したがって、中古のA31セフィーロくらいしかドリ車のベースになる車が無いんではないかと。
今日、「まさかのS15シルビア!」と思って近づいたら顔面スワップのA31だったし。
(写真撮っておけばよかったなぁ。。)
たぶん、バンパーとヘッドライトは輸入品なんだろうな。
■オーディオチューンが凄い
主にピックアップに豪勢なオーディオチューンを施して、ズンドコやってる。こっちは窓も閉まってるのにズンズン響くくらいの音量だったりで、乗ってる人間の鼓膜破けるんじゃないかってくらい。
会社帰りにある工業団地では毎晩、そういった連中が集まって、あっちこっちで大音量。
土曜日の夜は特に多い。一昔前の大黒PAとまではいかないけれど。
タイでは、大音量で音楽を流すことは何も問題ないみたい。あっちこっちでやっているんで、それが普通なんだろう。音で人の迷惑になるとか、そういう感覚もないのかもしれない。
ちなみに、私の会社の社有車(ハイエース)はいつの間にかオーディオチューンが施されてたらしい。内装まで張り替えられて、アンプは横壁に埋め込まれてる。一見、しっかりやってあるんだけど、施工が甘いのか一部トリムが浮いていたり、小ネジが外れていたり。この辺がタイらしい。
しかし、ラゲッジにサブウーファーが載ってるんで、せっかくの積載スペースが・・・主に空港までの送迎用なのに。
全ては「マイペンライ」(英語だとDon't mindみたいなものか)なのだろう。
■ステッカーチューン
TRD、NISMO、RALLIART、MAZDA SPEEDといったワークス系のステッカーを張った車が非常に多い。HKS、Greddyあたりはごく稀に。でもこないだ、古いピックアップのフロントウィンドウに「Kansai」ってデカデカとHKS関西のステッカーが貼ってあったのには驚いたな。。
バイナルなんかはほとんど居ない。痛車も居ない。日本から痛車を持ってきたら物凄い人気になるかもしれん。変な目で見られても責任は取れないが。
いろいろと書いてきましたが、こんなところで。
本屋の車雑誌を見るとピックアップを対象にしたカスタム系雑誌(日本だとSTYLE WAGONとかみたいなものかな)や、タイ語版のOptionが売っていたりもする。個人的にはその辺の興味がないので・・・というか、タイ語が読めないので買わないのだが、そのうち一回買ってみるのもありかな・・・タイの車文化を知る、ということで。
その時はまた、記事を上げます。
では、またの機会を。
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